書店で見かけた雑誌に「明日葉はアンチエイジングやデトックスに効果あり!」と書いてありました。
なんでも、今、モデルや女優が注目している「スーパーフード」なんだとか…。
私はアラ環のオッサン、「アンチエイジングに効果がある」とか聞くと、ついつい興味をそそられるのです。
明日葉というと…たしか伊豆諸島が有名、ニガいらしい、という程度の認識しかありませんでした。
あと、
葉っぱを摘みとっても明日には芽がでてくる、それで「明日葉」という名前がついた、というのは聞いたことがあります。
何はともあれ、明日葉を買ってきて食べてみよう!といつも買い物をしているスーパーに行ってみました。
目次
近所のスーパーの野菜売り場で明日葉を発見!
「アンチエイジングに効果あり」と聞いて、すごく気になった明日葉ですが、いつも買い物に行っているスーパーでは売っていませんでした。
産直の野菜なんかがたくさん置いてあるようなお店に行けばあるのかもしれないけど、そういうお店が近くにはない。
苗を買って庭で育てることもできるみたいだけど、我が家はマンション。バルコニーのプランターでうまく育てられるかどうか…不安。
あきらめきれずに、市内のスーパーをあちこち見てまわったら、なんと!!
ウチのすぐ近くのスーパーの野菜売り場に明日葉があるのを発見しました!
値段は1パック298円です。
このスーパーはときどき買い物に行くくらいなので気がつきませんでした。
しかも野菜売り場の明日葉のフェイスがせまいので、見つけにくかったのかもしれません。
買いたいと思っていろいろと探しまわりましたが、意外にもすぐ近くにあって良かったです。
明日葉は栄養バランスに優れたスーパーフード
明日葉にはビタミンやミネラルが20種類以上も含まれています。
そして、その栄養素のバランスと含まれている量が、ほかの野菜にくらべてダントツによいのです。
明日葉にしか含まれていないカルコン
明日葉の茎を切ると、断面に黄色い汁がにじんできます。
スーパーで買ってきた明日葉の袋の底にも、すこし黄色く色がついていました。
この黄色い汁に含まれている「カルコン」は、ポリフェノールの一種で明日葉以外にはほとんど入っていない成分です。
この「カルコン」はいろいろ体によい効果があるようで、毎日の食事にうまく明日葉をとりいれたい!と思いました。
メタボリックシンドローム予防
体のなかで分泌される「アディポネクチン」という善玉ホルモンには、脂肪を燃焼させる働きがあって「抗メタボリックホルモン」といわれています。
明日葉に含まれているカルコンは、このアディポネクチンの分泌を促してくれる作用があります。
明日葉を食べることでメタボ予防の効果が期待できます。
血栓予防効果
明日葉に含まれているカルコンには、血管の中で血のかたまりが詰まってしまう「血栓」を予防してくれる効果があります。
50代後半ともなると、脳梗塞や心筋梗塞で倒れた友人や会社の同僚もいて、けっして他人ごとではありません。
幸いなことに大事にはいたりませんでしたが、最近、自分の父親が脳梗塞を起こして救急搬送されたのもあって、食生活にますます気をつけたいと思っているところです。
明日葉に血栓予防の効果があるということなので、毎日の食事にうまく取り入れたいと思いました。
抗酸化作用
ストレスとか食べすぎ、飲みすぎ、激しい運動、そして食品添加物などは、身体のなかに余分な活性酸素が発生するもとになります。
活性酸素は体の中で細菌やウィルスを撃退する役目をしていますが、活性酸素が発生しすぎると正常な細胞まで傷つけられます。
正常な細胞が活性酸素に傷つけれてしまうのが「酸化」で、筋力の低下やシミ、シワなど老化の原因となるんですね。
明日葉に含まれているカルコンには強い抗酸化作用があって、老化の原因になる体の「酸化」を防いでくれます。
「老化」という言葉には
他にも明日葉には健康効果がいっぱい
メタボリックシンドローム予防、血栓予防効果、抗酸化作用…これだけでも十分なくらい明日葉が体に良いと言われるのがわかります。
これだけではなく、抗菌作用や血圧の上昇を抑える作用、抗糖尿病作用などもあることがわかっています。
「スーパーフード」と言われる明日葉ですが、こんなに良い効果ばかりなら毎日の食事に取り入れない手はありませんね。
実際に明日葉を食べてみた
買ってきた明日葉のパッケージを見ると「美味しい食べかた」と書かれていて
ほかにも明日葉のレシピを検索してみたら、「明日葉のチャーハン」「豚肉と明日葉のいためもの」というのもあって、美味しそうでした。
が…
栄養バランスにすぐれた明日葉を毎日の食事のなかに取り入れようと考えたので、手軽につくって食べられる「おひたし」にすることにしました。
明日葉のおひたし
明日葉のパッケージにある「あく抜き」を参考にして茹でてみました。
栄養分が失われるので、ゆですぎないようにするのがコツです。
あく抜き
多めの熱湯に塩を少々入れ、
茎から先に2分ほど茹で、葉を加え
茹で上がりを冷水にさらします。
明日葉はニガイと思いこんでいたけれど、それほどでもないですね。
逆に、この明日葉のニガ味と風味はクセになりそうです。
最近の野菜は味や香りがうすくなっているように感じていたので、とても美味しく感じますね。
しょう油を少したらして、おかかを添えて食べてみました。
結論 これからも明日葉を食べようと思う
50代も後半になってくると、自分の体力の衰えをハッキリと自覚しますし、この先も健康でやっていけるのだろうか?という不安を感じたりもします。
おまけに30代、40代と不摂生を続けていたので、健康診断や人間ドックではメタボ気味など、何かしら引っかかりがちです。
そんな状態から少しでも健康な体に!と一念発起して始めた一日2食のダイエット生活。
朝と昼の食事で栄養のバランスを考えて食事をしますが、やっぱり気になるのは野菜の種類と量です。
体に良いものは積極的にとるように心がけていますが、明日葉は栄養バランスに優れていて「カルコン」の健康効果も期待できるので、毎日の食事にとりいれていきたいと思います。
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