「ぬか漬け」がちょっとしたブームになっているらしい。
「ぬか漬け男子」なんていう言葉もあるようで…。
何を隠そう、私も自分でぬか漬けをはじめて4年半になります。
「男子」にちがいはないけれど、歳をくっているから「ぬか漬けオヤジ」…?
微妙。
なす、大根、かぶ、きゅうり…など、ぬか漬けを毎日おいしくいただいています。
晩酌のつまみにもなるので最高です。
うちで使っているのは、みたけ食品の「発酵ぬか床」。
買ってきたら漬けるだけ、手入れもかんたんで一週間に一度かき混ぜれば大丈夫なので、とても楽です。
最近、無印良品でも発酵ぬか床が売られるようになって話題になりましたが、実は無印良品の発酵ぬか床はみたけ食品の製品(OEM)なんですね。
ぬか漬けを自宅で漬けてみたいけど、
- ぬか床を一から作るのは難しそう
- ぬか漬けの手入れを毎日するのは無理っぽい
- だけど自家製のぬか漬けが食べたい
という人には、この「発酵ぬか床」がなかなか良いのではないかと思います。
目次
無印良品で人気!の発酵ぬか床も実はみたけ食品製
2018年の5月に無印良品から「ぬか床」が発売されました。
「無印でぬか床」とネットなどでも話題になり、店頭でもネットストアでも品切れが続く状態に…。
私も無印良品のお店を2~3カ所まわってみましたが、どこも見当たらなくて買うことができませんでした。
最近はすこし落ち着いたのでしょうか、店頭でもネットストアでも購入できるようです。
自宅でつくる「ぬか漬け」がブームになり興味をもつ人が増え、無印良品が自宅で手軽にぬか漬けを楽しめる「発酵ぬか床」を扱うようになって、ますます「ぬか漬け」が話題になるようになりましたね。
この無印良品の「発酵ぬか床」…
実は…
みたけ食品の「発酵ぬか床」なんです。
OEM(相手先ブランド製造)ってやつですね。
参考 発酵ぬか床みたけ食品工業株式会社 だから、無印良品の「発酵ぬか床」の中身は、みたけ食品のものとまったく一緒です。
値段は、みたけ食品の方がほんのちょっとだけ安いです。
発酵ぬか床のいいところ ぬか床を一からつくる必要がない
自家製で本格的にぬか漬けをつくろうとすると、まず「ぬか床」を準備しなきゃいけません。
米ぬかを用意して、食塩水でまぜて唐辛子とか煮干しなんかも加えたり…。
そのあと野菜の切れはしなどを漬ける「捨て漬け」を2、3回してぬか床を発行させる、という工程をへて「ぬか床」が出来上がります。
ところが、なかなか一度で上手につくれないことも多いようで、うまく発酵しないくて失敗する場合も…。
オリジナルのぬか床にはあこがれるし、きっと愛着がわくだろうな~とも思うのですが、私は自信がなかったので、買ってきたらすぐに使える「発酵ぬか床」を選びました。
週に1回のかき混ぜでおいしく出来る!ぬか漬けはご飯のときはもちろん、酒のあてにも!
この「発酵ぬか床」は買ってきたら、野菜を漬ければ「ぬか漬け」が出来あがります。
そして、何といっても手入れが簡単なのがありがたいですね。
ぬか床はかき混ぜをサボると、酵母菌や乳酸菌が繁殖しにくくなって「ぬか漬け」がうまく漬からなかったり、雑菌やカビが繁殖してしまってぬか床がダメになったりします。
この「発行ぬか床」は、
冷蔵庫に入れておけば、ぬか床をかき混ぜるのは、一週間に一度で大丈夫。
ぬか床が減ってきたり、漬かり方が弱くなってきたりしたら、250グラム入りの「補充用」があるので、足して混ぜこむだけです。
私は、一週間毎日「ぬか漬け」をお昼にいただいて、週末の休みにぬか床のかき混ぜをかねて野菜を補充して漬け込んでいます。
容器がなくても袋のままつけることができる
この「発酵ぬかどこ」は、ぬか漬けの容器を用意しなくても、袋のままで簡単にぬか漬けを楽しむことができます。
500グラムと1kgタイプのぬか床は、袋がチャック付きのものなので野菜を漬けて封をすれば、そのまま容器代わりになるからです。
試しにぬか漬けをやってみたいとか、一人暮らしでたくさんは漬けないという場合には、500グラムか1㎏タイプの「発酵ぬか床」がいいと思います。
ちなみに…
私は、シールタイプのフタがついた容器と250グラムの補充用「発酵ぬか床」がセットになっているものをホームセンターで買って使っています。
ぬか漬けに使う野菜の漬け時間などは説明書を参考に
一からぬか床をつくったり、捨て漬けなどの必要なく、手軽に「ぬか漬け」が楽しめる「発酵ぬか床」ですが、はじめのうちは上手に漬けられないこともあるかもしれません。
「あっさりめ」に漬かっているほうがいいとか、「しっかり」漬かっている方が好みとか、個人差もあると思います。
みたけ食品の「発酵ぬか床」を通信販売で購入したら、包装している箱の中に「発酵ぬか床Q&A」が同封されていました。
漬け時間などはこのQ&Aを参考にして始めて、あとは自分の好みで変えていくようにするとよいと思います(私はかなり長めにつけたほうが好みです)。
何回か漬けているうちに味が安定してくる感じ
「発酵ぬか床」の袋をあけて使い始めたときは、漬かり過ぎて少しショッパイとかアルコール臭みたいなものが気になることがあるかもしれません。
でも何回か漬けていくうちに、味もこなれてきますし、自分の好みにあった漬け時間もわかってくるようになります。
私はナス、かぶ、きゅうりをよく漬けます。
ナスやかぶはしっかり漬かっている方が好みで、きゅうりはシャキシャキ感が多少残っているくらいが好きです。
大根は皮をむいて適当な大きさに切り、一晩ザルなどで陰干しをして水分を抜いてから漬けます。
ご飯のときにはもちろん、酒のあてにも
社会人になって家を離れた子どもたちが帰省してくるときには、一番おいしい食べごろを逆算して「ぬか漬け」を漬けておくようにしています。
久しぶりに家族が集まって食卓を囲むときにも「ぬか漬け」は評判がよく、毎回多めに用意しておかないと「品切れ」になるほどです。
仕事がおわって帰宅したときに「軽く一杯だけ飲みたいな…」というときも、さっぱりとしていて最高のあてになりますね。
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手入れが簡単な「発酵ぬか床」必ずやったほうが良いこと
「発酵ぬか床」は毎日のかき混ぜがいらないので、簡単に「ぬか漬け」が楽しめます。
簡単にぬか漬けが楽しめますが、ぬか床をダメにしないために必ずやっておくことが2つあります。
容器のフチについた「ぬか」はきれいにふきとっておく
まず、野菜をとり出したときやかき混ぜたあとに容器のフチについている「ぬか」はペーパーナプキンなどでキレイにふき取っておくことです。
フチなどについたぬかをそのままにしておくと雑菌などが繁殖するもとになりやすく、ぬか床が悪くなる原因にもなるからです。
野菜を漬けて出てきた水分はペーパーナプキンなどで吸い取る
そしてもう一つは、野菜を漬けるとぬか床に野菜の水分が出てくるので、これもペーパーナプキンなどをまるめて吸いとるなどして除いておくことです。
ぬか床の水分が多すぎると、乳酸菌が増えすぎて味がすっぱくなったり、上手に漬からない原因になるからです。
週に1回のかき混ぜと、この二つの手間さえ面倒がらなければ、一年をとおして美味しい「ぬか漬け」が楽しめます。
「発酵ぬか床」を使いはじめて4年半「ぬか漬け」のある暮らしで思うこと
「発酵ぬか床」でぬか漬けをつけるようになって4年半になります。
きっかけは…
「ぬか漬け」には乳酸菌などが豊富なので、毎日少しずつでも食べることで腸内環境を整って免疫機能の向上にもよいと聞いたからです。
はじめは自分で「ぬか漬け」を漬けることなど考えられなかったので、スーパーの漬物売り場へ買いに行きました。
ところが…
パッケージをひっくり返して「原材料名」のところをみて、やめました。
「いろいろなものがたくさん入っている!」
かといって、炒りぬかを買ってきて一からぬか床を作るのは難しそうだったので、いろいろ探してみて出会ったのが「発酵ぬか床」です。
「発酵ぬか床」の原材料名をみてもシンプルなので安心ですね。
毎日の食事で食べるものなので、なるべく余分なものが入っていない方がいい…そう思って4年半使い続けています。
自分でぬか漬けを始めて思うこと、感じることがいくつかあります。
- 胃腸の調子が良い(以前は便秘気味だったけれど今はとても快調)
- 免疫力があがってきたように感じる(もう何年もの間、インフルエンザどころか風邪にも無縁)
- 長年悩まされてきた花粉症が軽くなってきた(まったく無くなったわけではないけれど、薬が必要ないくらいになってきた)
- 自分自身の「食」に気をつけるようになった(体に良いもの、自然なものを多くとるように)
私の食生活に「ぬか漬け」は欠かせないものになりましたが、まだ漬けたことのない野菜があるので挑戦したいですね。
また、豆腐のぬか漬けも美味しいと聞いているので、レパートリーを広げて「ぬか漬けライフ」を楽しみたいと思います。
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